福知山自主防災ネットワーク
2024年度会員等研修会アンケート結果
実施日時 2024年9月26日 18:30~
場所 福知山市防災センター研修室
参加者 40名
※アンケート提出者 32名
1 満足度
Q 1. 防災実技研修について
① 店舗駐車場での避難、夜間閉店時店舗トイレ使用できないということを知った。② 一緒にいる人の様子を見る。知ることも大事だなあと改めて分かった。
③ もう少し実技体験がしたい。
④ 呼吸の速度からバイタルサインを見極めることを知った。
⑤ 生命を守る一番原則を学べた気がします。
⑥ 災害関連死は大きな課題であり、それを防ぐ一つのヒントをいただいた。
⑦ 避難時に注意する点、確認方法をわかりやすく説明いただけた。
⑧ 簡単に体調を確認する方法が確認できてよかった。
⑨ 救急とは救命ということを頭の中に置いて救急の方が最大限活躍できるような協力ができたらと感じました。
Q 2. 報告「福知山市の備蓄の現状と課題」
① 市民に備蓄が十分でないことをもっと周知するべきだと感じた。② 100%の備蓄・・・質問にもあったが市の決めている数。この数では…と気づきました。
③ 備蓄品の充実を勧めたい。現在の備蓄だけでは不安になる。
④ 市の備蓄に対する考え方をあらゆる機会に広めてください。でないと頼ったり、何もしてもらっていない思いになってしまう。
⑤ 備蓄品の数は意外と少ないことを知り、自助の大切さに気付くことができた。
⑥ 公助の備蓄の考え方を知る機会となった。(もう少し備蓄品を充実させてほしい)
⑦ 福知山市は軟弱地盤の上にあると聞きますが、三峠断層が動いて液状化現象が発生しても備蓄品は確保できるのでしょうか。保管場所はバランスよく設置されているでしょうか。
⑧ 公的備蓄の考え方がよくわかりました。避難所はホテルや旅館ではないということ、個人の力を合わせることで命が助かる可能性が高まると感じました。
Q 3. 報告「駒場新町防災会の備蓄の取組」
① 地域の取り組みが他の地域にも伝えられ、共助力の向上を図りたい。② 自治会の協力を得られていることが素晴らしく感じた。
③ 自分の自治会の内容はどうなっているのか知らないので確認したいと思った。
④ もう少し時間を使ってどのような経過で自治会で備蓄できたのか詳しく聞きたいと思った。福知山の自治会で広げたい内容であった。
⑤ 全住民に周知が行き届いているのであれば素晴らしい取り組みであり、わが自治会でも見習いたい。
⑥ 見える取り組みにしたという話やお金も徴収してという話は大変参考になった。
⑦ 自治会で意識の高い取り組みを知ることができた。
⑧ 自治会でしっかりと備蓄されており、先進事例として参考にさせていただきます。
⑨ 地震が属している自治会と比べて、地域住民の理解や協力が得られているのは素晴らしいと感じました。
Q 4.参加者意見交換について
① よりリアルに備蓄すべき品が理解できた。② 公助と共助についてかなり理解が進んだと思う。
③ やはり、備蓄も自助が基本、一般的な飲料・水だけでなくその人にとって命を維持するために絶対的に必要な薬なども考える必要がある。
④ 実際の例を聞きながら、私の準備は?足りないものは何か振り返ることができた。
⑤ 危機意識がいかに大切か、個人の感覚として捉えることができた。
⑥ 今回は「自助」をもっと強調して話し合いたかった。一人でも多く備蓄を増やすために。
⑦ 具体的で大変参考になった。自宅で、避難所で、車で、と避難場所によって備蓄しておくものが違うということは大変参考になった。
⑧ 皆さまのことを聞いて、自分のことを振り返る良い機会となった。世代によっては必要なものが異なってくる。子供目線でも何が必要か考えたいと思う。
⑨ 個人の備蓄、様々な状況に対応できるようにされており素晴らしいと感じました。
⑩ 今現在特に備蓄していないので少しずつでも備蓄・備えを始めようと思いました。
⑪ みなさんの備蓄の現状を知り、自分に置き換え3日間物資が届かないことを想定し備えたいと思いました。
⑫ (1)・(2)の公助・共助の備蓄とかみ合わないところがあるので、やや散漫であったのが残念。
Q 5.全体を通しての感想やお気づきの点
① まずは自助でできる備蓄の準備を見直そうと思った。② 行政に頼る気持ちはなくしてできるだけ自分で準備することが大切であり、それが自分にとっても楽な避難生活になると思った。
③ 毎回大変良い話を聞かせていただきありがとうございます。次回が楽しみです。
④ 我が家の備蓄についてまだまだできていないことに気づかされた。
⑤ タイムリーなテーマで大変勉強になりました。
⑥ 良い内容でありがとうございます。地震についてはニュース等で自分ならとなかなか考えることができていない。自分を守ることを考えることにつながる内容がもっと知りたい。
⑦ 3日間というキーワードに沿って深められる意義のある研修となりました。
⑧ 個人の備蓄が拡がればよいなと感じました。自分の命は自分で守る。公助は頼らない覚悟が必要だと感じました。(特に急性期は。)
⑨ まずは自助。防災リュックをdポイントで購入しました。
⑩ 広域の自治体の協力体制がどうなっているのか?広域消防訓練の現状報告はどうか?福知山市のメリットは?など聞きたいです。
⑪ 備蓄の大切さがよく分かった。地震の予測は非常に難しい、自助公助共助の大切さがよくわかりました。
⑫ 避難所での食料品の話がありましたが、広域避難所で運営手順とか規定があると思いますが、一度どこかで紹介してほしい。
⑬ 3日間の備蓄品という点では、現在では足りないと思いました。食料や日用品についてはあちこちに置いていていざというときは間に合わないと感じました。家に帰って見直したいと思いました。
⑭ 参加されているかたの意識の高さに驚きました。気力と根性ではどうにもならないことも思い知らされました。
⑮ とても学びの多い研修会でした。特に個々の生の声が聴け、レベルの高さを感じました。
⑯ 水害の備えはありますが、地震の備えの不足を感じました。能登半島地震の教訓を無駄にせず、まずは皆で助かることを大切にしたいです。
⑰ まずは自宅の備蓄を見直します。また事業所としての備蓄も大切で改めて感じました。ありとあらゆる災害を想定して行動につなげることがなにより重要と思います。ありがとうございました。
⑱ 大変役に立った。各々の自治会で様々な工夫をされていることに感心しました。今後は各自が学んだことをどう計画・実施していくかが大事である。
《参加者感想》
これまでに、何回か福知山自主防災ネットワーク研修会に参加したことがありますが、以前は水害と土砂崩れの避難対策等でした。今、私の住んでいる長田段地区には、ほとんど水害等の災害は無く私自身、危機感は無く地震だけ怖いと思ってました。しかし、近年では、世界的に異常気象、線状降水帯、地震で災害が頻繁になって来ています。今まで経験したことのないような事が何時どこで起きても不思議ではない状況ですので、今回教わった自助の備蓄が必要となります。
そんなに神経を尖らさなくても思っていましたが、何か起きたときは自助、共助でしのぎ、自分たちの事は自分たちで守るようにしなければなりません。公助を当てにしても直ぐには対応が出来ないし、公助して貰えるとも限らない。公務員も被災者となり対応出来ないかもしれないと思うとやはり日ごろの準備が必要と思いました。経験してみないと実感が無いから実際になって慌てても後の祭りになります。
私は木造耐震診断士ですが、福知山市で昭和56年5月以前の建築物の耐震診断では、ほとんど倒壊する判定結果となっています。また、リフォーム耐震改修費用の-定の補助がありますがほとんどは改修費が高く、高齢者が利用出来ない状態です。家庭でできる簡単な事として家具の固定をし転倒を防いだり、ブロック塀が倒壊しないよう現在の基準に満たす必要があります。
また、地震への対策としてネットワークに参加している各自職業の色んな専門分野が生かせるように構築してはどうでしょうか? 例えば、測量士、建築上、土木、消防団、看護師、介護士等、組織を作り、土地地形、建物判定、復旧作業、啓発・救護等に活かしては?
今年1月の能登半島地震での被災者は、前向きになって立ち直れそうになった矢先に9月の豪雨で土砂災害。ダブルパンチで、心が折れそうになってもおかしくなく、心の傷は深いと思います。心のケアも必要です。早急に国の公助支援が必要ですが、なかなか視て居るとはがゆいばかりです。
国のトップが見に来て迅速な対応を期待しています。(長田段自治会副会長 高橋宏)