2024-03-24

令和6年度総会のご案内

福知山自主防災ネットワーク
令和6年度総会のご案内

下記のように令和6年度総会を開催します。総会成立要件は、会員過半数の出席(委任状含む)となっています。会員の皆様はぜひご出席ください。

◇日時 令和6年4月25日(木)午後7時開会
◇場所 中丹勤労者福祉会館 第10会議室

〇会員の皆様へ
※会員で欠席される方は、委任状を提出(メール送信可)提出してください。
※出欠連絡及び委任状提出先は、別途連絡させていただきます。
※出欠連絡締切は4月20日(土)とします。
〇相談役の皆様へ
相談役の方には、総会案内文書を届けさせていただきます。
〇行政関係者の皆様へ
総会にオブザーバー参加していただければ嬉しく思います。事前に事務局までご連絡ください。

(総会内容)

1 開会
2 代表あいさつ
3 相談役・行政関係者等 出席者紹介  
4 研修 能登半島地震被災地支援活動の報告
   講師 危機管理室
5 総会議長選出
6 議事
  1. 令和5年度活動報告
  2. 令和5年度会計決算報告・監査報告
  3. 令和6年度活動計画提案
  4. 令和6年度役員体制提案
  質疑・採決
7 議長解任
8 当面の取組について
9 出席者代表あいさつ
10 令和6年度役員紹介
11 閉会あいさつ

(昨年度の総会の様子)41人出席

2024-03-02

第10回役員会議開催

福知山自主防災ネットワーク
第10回役員会議

2024年2月28日(水)19:00開会
中丹勤労者福祉会館
出席 11名(17名中)


第10回役員会議において、令和6年度総会に向け活動方針(案)及び具体的な活動計画(案)について下記のように確認しました。

1 令和6年度総会について

 4月25日(木)午後7時

 中丹勤労者福祉会館第10会議室
 ① 研修30分 
   能登半島地震被災地支援活動
   講師 講師 福知山市危機管理室長
 ② 総会
※案内状(メール)は追って配布
※会員で欠席される方は委任状を提出(メール可)してください。

    令和5年度総会の様子

2 次年度活動方針

(1) 取組課題(テーマ)

  • 地域の自主防災活動の実践発掘と交流
  • 地域の自主防災組織役員を対象とした研修会
  • 自主防災組織の現状把握と活性化のための方策
  • 土砂災害から生命を守るための啓発
  • 車中泊避難の実践と課題解決
  • 熱中症やヒートショックによる浴事故防止などの取組重視
  • 広報紙を通じた啓発活動
  • 災害関連死を防ぐ手立て 啓発活動と普段からの準備確認(行政、地域、住民それぞれの課題)

(2) 令和6年度年間行事計画(案)

令和6年
  4月 総会
  5月 事務局会議
        ニュースNo.10発行
  6月 事務局会議
  第6回公開研修会  
  7月 役員会議
  第6回公開研修会まとめ発行
  ニュースNo.11発行
  8月 事務局会議  
  9月 会員研修会・役員会議
10月 事務局会議
11月 第7回公開研修会  
12月 役員会議
令和7年 
  1月 事務局会議
        ニュースNo.12発行
  2月 会員研修会・役員会議
  3月 事務局会議 ※令和7年度総会準備 
  4月 会計監査
       令和7年度総会
〇相談役議員との懇談会 別途検討
〇活動資料集Ⅲの発行 

3  6月公開研修会(第6回)(案)

(1) 日時・場所
 6月23日(日) 午後1時半開会
 三段池体育館会議室他(予定) 

(2) 内容 

  1. 講演(報告)  
   能登半島地震被災地支援に入って(仮題)
   報告者 福知山市社旗福祉協議会担当者
 2. 問題提起 災害関連死を防ぐために(事務局)
 3. グループ討議 ※講演と問題提起を受けての意見交換 他

(3) 参加対象者

  • 自治会長など自治会役員
  • 民生児童委員
  • 自主防災組織役員
  • 避難支援・避難所運営等に関心のある市民、行政関係者、議員など

(4) 留意点 

・グループ討議配置場所の改善 
・進行係の改善
・記録係の適正配置
・報告集(グループ討議まとめ他)配布のための住所把握
・他
   

4 9月 令和6年度会員研修会

(1) 日時・場所
   R6年9月27日(金)午後7時
   防災センター研修室

(2) 内容 

①防災実技研修 ※講師は消防署に依頼
②自主防災組及び地域福祉活動実践報告

5 11月 第7回公開研修会

(1) 日時
 R6年11月10日(日) 午後

(2) 場所 未定

(3) 内容 
 テーマ「土砂災害から命を守る」
①講演 講師 小瀧篤夫先生(地質学者・京都府立大非常勤講師)
②自治会(防災組織)実践報告

《当面の日程》

 3月  2日(土) 聴覚障害者避難訓練
 3月23日(土) 第26回事務局会議
 3月27日(水) 会計監査 
 4月25日(木) 令和6年度総会

聴覚障害者等対象の避難訓練

福知山市内在住の
「聞こえない方」「聞こえにくい方」対象の防災訓練が行われました!

 2024年3月2日
会場 福知山市総合福祉会館 ※案内チラシ下に掲載


この防災訓練は、聴覚障害者の豊かな暮らしを築く福知山ネットワーク(※)と福知山市(障害者福祉課・危機管理室・地域包括ケア推進課)との合同企画として取り組まれました。
(※)福知山障害者協会、福知山難聴協会、大江町手話サークル、福知山手話サークル「こづち」、福知山要約筆記サークル「みみの輪」5団体で構成

聴覚障害のある方が、避難所で流される音声情報に気づかず、入浴や食料などの支援から取り残されている現状がこれまでの被災地から報告されています。今回の取組は、健常者が多数を占める避難所で障害のある方たちが置き去りにされたり、居心地が悪くなったりしないために何が必要か探る上で非常に有益なものとなりました。

私たち福知山自主防災ネットワークの事務局メンバー4人は耳栓をして参加し、耳の聞こえない方の避難所での疑似体験を行いました。

避難所到着後に受付を行いますが、筆談ボードが準備されていたので受付そのものはスムーズに行きました。ところが、階段を上がって行った先の避難すべき部屋の場所が分からず困りました。途中に居るスタッフは口に×印があり情報提供しない役だったので、教えてくれません。「情報弱者」とはこのことかと思いました。

やっとたどり着いた避難部屋には、聴覚障害のある方の他、数人の若者がいました。若者たちは自分たちで仲良く楽しそうにしゃべっています。部屋に入った私たちは状況が分からず戸惑うばかり。完全に取り残された状況で30分ほど過ごし非常に疲れました。

健常者であれば自分からコミュニケーションを取り、その場の状況などを把握しようとするのでしょうが、聞こえない・話せない立場になると訳が分からないばかりです。

以上の経験から、避難所へ来られた方、特にハンディがある方の受付や避難部屋への案内、部屋内などでの気配りのある対応が必要と思いました。

避難所を開設するなら、受付担当だけでなく避難部屋の担当者も置き、新しく入室した方への状況説明や困りごと把握などをするのが必要だと思います。それは、市の職員でなくても避難している方の中から決めるのでもいいでしょう。来られた方が聞こえない方だと分かれば筆談ボードでの対応もできます。

これまでは実際に避難された方が少なく、またその中でも障害のある方の避難はさらに少ないと聞いています。能登半島地震のような大きな災害が起こったときに慌てずに済むように、今回のような実践的な避難訓練を実施し課題を見つけることは非常に有益だと感じました。


避難所体験終了後は大きな会議室に移動し全体会、次いでグループ討議が行われました。
全体会議では、参加された方から率直な感想や意見が出されました。今後、受付や避難所での情報提供の仕方などに改善がなされるものと思われます。


今回、中心となって運営された聴覚障害者支援団体の皆さん、土曜日を返上して参加された福知山市職員の皆さんに心から敬意を表します。

令和6年能登半島地震の被災現場では今改めて「災害関連死」をなくす取組が注目されています。災害が起こってからではなく、起こる前から準備できるよう机上の議論から実践的な課題把握と解決へ!福知山自主防災ネットワークも微力ながら頑張りたいと思います。
(福知山市自主防災ネットワーク事務局長 大西勝己)