福知山自主防災ネットワーク
令和6年度総会のご案内
◇日時 令和6年4月25日(木)午後7時開会
◇場所 中丹勤労者福祉会館 第10会議室
(総会内容)
- 令和5年度活動報告
- 令和5年度会計決算報告・監査報告
- 令和6年度活動計画提案
- 令和6年度役員体制提案
福知山 自主防災でつながる輪(和)! 京都府福知山市の市民有志が「自主防災」をキーワードにつながり、活動交流や研修を行っている「福知山自主防災ネットワーク」の公式情報発信ブログです。
(2) 内容
(3) 参加対象者
(4) 留意点
(2) 内容
(2) 場所 未定
聴覚障害のある方が、避難所で流される音声情報に気づかず、入浴や食料などの支援から取り残されている現状がこれまでの被災地から報告されています。今回の取組は、健常者が多数を占める避難所で障害のある方たちが置き去りにされたり、居心地が悪くなったりしないために何が必要か探る上で非常に有益なものとなりました。
私たち福知山自主防災ネットワークの事務局メンバー4人は耳栓をして参加し、耳の聞こえない方の避難所での疑似体験を行いました。
避難所到着後に受付を行いますが、筆談ボードが準備されていたので受付そのものはスムーズに行きました。ところが、階段を上がって行った先の避難すべき部屋の場所が分からず困りました。途中に居るスタッフは口に×印があり情報提供しない役だったので、教えてくれません。「情報弱者」とはこのことかと思いました。
やっとたどり着いた避難部屋には、聴覚障害のある方の他、数人の若者がいました。若者たちは自分たちで仲良く楽しそうにしゃべっています。部屋に入った私たちは状況が分からず戸惑うばかり。完全に取り残された状況で30分ほど過ごし非常に疲れました。
健常者であれば自分からコミュニケーションを取り、その場の状況などを把握しようとするのでしょうが、聞こえない・話せない立場になると訳が分からないばかりです。
以上の経験から、避難所へ来られた方、特にハンディがある方の受付や避難部屋への案内、部屋内などでの気配りのある対応が必要と思いました。
避難所を開設するなら、受付担当だけでなく避難部屋の担当者も置き、新しく入室した方への状況説明や困りごと把握などをするのが必要だと思います。それは、市の職員でなくても避難している方の中から決めるのでもいいでしょう。来られた方が聞こえない方だと分かれば筆談ボードでの対応もできます。
これまでは実際に避難された方が少なく、またその中でも障害のある方の避難はさらに少ないと聞いています。能登半島地震のような大きな災害が起こったときに慌てずに済むように、今回のような実践的な避難訓練を実施し課題を見つけることは非常に有益だと感じました。