2023-10-02

9月29日 福知山自主防災ネットワーク会員研修会実施報告(2)

福知山自主防災ネットワーク
令和5年度会員・相談役等研修会

2023年9月29日(金)18:30~20:30
福知山市防災センター研修室


《参加者アンケート結果》

※すべて記述式回答 ※提出者19名

Q1 防災実技研修について
・参考になった。大変役立つ良い話が聞けた。(×5人)
・体験型の研修で学習する点が多い研修であった。
・喉に物が詰まった場合の処置の方法などをわかりやすく説明された。
・皆とみているだけでなく自分から進んで応急処置をしていきたい。人を助けることによって自分も助けてもらえることがあるかも。
・自分によくある食事のことです。一人暮らしなので少し困っております。
・避難された人が血栓ができにくいよう定時に体操を取り入れるなどの対策が必要だと思う。
・わかりやすい話でした。さまざまな機会で研修が実施されるといいと思います。
・避難所ではストレスが溜まりやすいため、急変や事故が起きやすいということを初めて知りました。
・胸骨圧迫のやり方もご指導いただき勉強になりました。
・避難所におけるリスク、注意事項についてわかりやすい説明でありました。実技もあり今後役に立つと感じました。
・避難所で急変が起こりやすい原則がわかった。
・地域でもこの研修を取り入れたい。(大江)
・稲垣ワールドに取り込まれた。

(提案)
・AEDについて学びました、聴覚障害者は「ピー、ピー」と聞こえません。字幕を付けてほしいです。
(質問)
・AEDのランプがつかない場合は心臓マッサージも必要ないのでしょうか?

Q2   報告「佐賀地域の自主防災活動」について
・細部にわたり組織ができており感心しました。
・260世帯、80人の自主防災メンバーでの活動が広く自治会などに波及されればうれしいです。
・相長川を軸に東側と西側の避難所を分けている点がよい取り組みと感じた。
・組長に住民名簿を渡し、それを基に万一のとき安否確認に活用できることは素晴らしい。うらやましいことです。
・各地域それぞれの取組がよく分かった。
・大きな面積の自主防災活動は大変なことです。いろいろなお話を参考に私の自治会でも考えていきたい。
・地域で頑張っておられるお話を聞くと身の引き締まる思いです。行政として必要な取り組みを合わせて実施していきたいと考えます。
・佐賀は築堤がされたがHWL提のため、越水する可能性がある。また、相長川による内水氾濫も想定されるため早めの避難を心がけていただきたい。
・地道な取り組み、とても大切だと感じました。
・災害時、自治会長から組長へ連絡が入り組長が戸別に全員の安否確認がとれ、報告されたという連係プレーが素晴らしいと思いました。
・自主防災会の課題について共有できました。
・セカンドベストのお寺を見習いたい。
・平成30年度豪雨では市民の命を救っていただいた。声掛け、素晴らしい取り組みで長く続けてほしい。
(質問)報恩寺・印内などは別の活動になっているのだろうか?

Q3  報告「聴覚障害者の災害時避難」について
・避難所での筆談者ビブス、コミュニケーションボードの設置はすぐにできる取り組みでは?と思う。
・聴覚障害者への話しかけについてわかりやすい説明だった。
・文字情報を伝えることの重要性がよく分かった。
・難聴者の苦しみがよくわかりました。低い声で話をすることが、伝わることは勉強になった。
・FAXについては送付されているが、防災アプリ「福知山防災」を活用いただければより早く情報を取ることができる。
・市、DWAT、協会の皆様と合同で訓練ができればいろいろな課題が見えると思う。
注)DWAT:Disaster Welfare Assistance Team(災害福祉支援チーム)
・聴覚障害を理解することから始めることの大切さを感じました。
・聴覚障害者のご苦労が少しでも理解できたように思う。紙媒体のほうが分かりやすいということが今後の参考になった。
・聞こえの問題から引きこもり、社会的孤立につながる現状を知り、寄り添うことの大切さを感じました。(文字情報の大切さ)、(避難所への避難→コミュニケーションがとれいないため大変、雑音も困るなど)
・健常者の当たり前の感覚では寄り添えないことを感じました。
・文字での共有や筆談の必要性を感じた。
・避難所の話:今まで避難したことのない避難所に行ったところでコミュニケーションが取れない。避難所はどんなところかわからない。段ボールベッドがない避難所、災害情報スピーカーが流れているが、難聴者は聞こえない。FAX送信は?あと福祉避難所でどのように情報が得られるのか?放送されてもわからないなど具体的な内容を教えていただいたのでしっかりと対応したい。
(提案)
・視覚障害者の防災の取組も具体的に考えていきたい。・・・「目の見えない人」
・避難所、福祉避難所など、地震も利用体験はないが、行政や当該施設等は障害者等を交えての運用方法の策定が必要と思います。今回の発表を生かして今後十分な協議など交流が望まれます。
(質問)
・FAXによる情報伝達手段はなくなったのでしょうか?(2人)

Q4 報告「知的障害者等の災害時避難」について
・すべての障害のある人に一番大切なことは、コミュニケーションツールがあるかないかです。官民一体となってできるところから取り組むべきです。
・避難所での生活が知的障害者にとって過酷であることが分かった。
・官民ともに頑張りましょう。
・FAXの必要性を再認識した。情報の共有が進むための政策(個人情報保護法に縛られていると進まない。)障害者のことを多くの住民が理解することがよい方向につながるのではないか?
・何が私たちにできるのか、大切なことを教えていただきました。
・急な環境変化、ストレスに弱い人が多い。福祉避難スペースはパーテーションなどを使用できれば良い。
・どのような障害のある人も大きな不安なく非難できる環境を、いろいろな場面から想像しながら考えることを続けていくことが大切ですね。
・災害時においては、知的障害者にとって、障害者すべてにとって、避難所が非常に居づらい場所であったことを改めて知る機会になりました。
・地元の町内放送では共有できないので、FAXが必要。地元で取り組みたい。
・個別避難計画の取組を前向きにお話いただいた。それを励みに一緒に頑張りたい。

Q5 第2回市民防災講座の取組について
・感謝申し上げます。
・ぐるみで参加しようと呼びかけている。
・楽しみにしています。


Q6  全体について
・今回は障害者の方の立場からの話が大変新しい世界で、気づかせていただきました。
・桐村さんの言葉の通り、当事者抜きで計画施策は皆無であってほしい。
・障害のある方や支援が必要な方にはどのような支援が必要なのか?平時から考えていることですが、やはり当事者から直接聞かせてもらう声は大変参考になります。考えているだけでなくこうした「意見を聞く場」はやはり大切だと感じました。
・啓発理解を広げていきたいです。今後ともよろしくお願いします。
・手話通訳と筆記の方の参加をいただき、障害者や弱者の方の立場も知ることができ、大変勉強になりました。
・福祉で気が付かない点が多いことに気づいた。
・手話通訳や要約筆記などの手立ても打たれ、お互いに理解を深めようという姿勢が伝わる研究会となった。
・大変すばらしい内容であった。